8月10日(月)ついに開催!夏の甲子園交流試合。
今年は1試合しか行われない交流戦なので、高校野球ファンとしては毎回見逃せないのである。
あっという間に終わってしまいそうな交流戦、見逃さないために、注目の試合、選手をまとめてみました。
注目の投手
・中森俊介(明石商業・3年)
球速 最高時速151キロ
最速151キロの直球に加え、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークを使い分ける投手。
・高橋宏斗(中京大中京・3年)
球速 最高時速153キロ
昨秋の公式戦は先発した8試合全てで完投し、6完封。直球は6月の練習試合で自己最速を更新する153キロをマーク。スライダー、カットボール、さらにはバットの芯を外すツーシームを操り変化球も一級品。新たに緩急をつけるためカーブも覚えた。
・岩崎峻典(しゅんすけ) (履正社・3年)
球速 最高時速145キロ
夏男だと言われているほど夏に頭角を変わらす。決め球は切れ味抜群のカットボール。
注目のバッター
・井上朋也(花咲徳栄・3年)右打ち
身長181cm、体重88キロ
7月7日の練習試合で高校通算48本目となる本塁打を放った。
開幕初日第1試合。大分商の川瀬健斗とともに選手宣誓を務める。試合は、花咲徳栄が勝利
・西川僚祐(東海大相模・3年)右打ち
身長186cm、95キロ
安定度が高く、昨秋は公式戦9試合で打率5割2分9厘。4本塁打、17打点と長打力を発揮。DeNA稲嶺スカウトは「力感がそこまでないのに、あれだけの打球を飛ばせる。すばらしい才能です」とビデオカメラを回していた。
・来田涼斗(明石商・3年)左打ち
身長178cm、体重78キロ
今秋ドラフト上位候補
阪神・熊野スカウトは「バットスピードが速く力強さが出てきている」
中日・中田アマスカウトアドバイザーも「甘いタマを1球で仕留めるよね」と評価。(SANAPO)
注目の試合
・3日目第1試合 中京大中京(愛知)-智弁学園(奈良)
中京大中京の最速150キロ超右腕・高橋宏斗を、昨秋の公式戦で計14本塁打を放った強打の智弁学園が打ち崩せるかがカギ。
・4日目第1試合 履正社(大阪)-星稜(石川)
昨夏の甲子園で決勝を戦った2校が激突します。
先手必勝の履正社に、星稜がどう食らいつくか、序盤の攻防がポイントになりそうです。話題の投手岩崎峻典(しゅんすけ) がいる履正社に星稜打線がどう攻略してくるかが楽しみな一戦。
・4日目第3試合 仙台育英(宮城)-倉敷商(岡山)
打力に勝る仙台育英 接戦で勝負強い倉敷商。2019年秋の東北大会と中国大会を制した実力校同士の一戦は、大舞台での経験値や打力では仙台育英が有利かと思われますが、倉敷商は先手を取って勝ちパターンの継投に持ち込めれば、接戦での勝負強さが生きてきそうな一戦。
・5日目第1試合 明石商(兵庫)-桐生第一(群馬)
注目のエース、明石商の中森はこれまでに甲子園で計8試合に登板して防御率2.53と安定感がある。最速151キロの直球にスライダー、チェンジアップ、フォークなどを巧みに織り交ぜ、打者は球種を絞りづらいが、桐生第一は2019年秋の公式戦で打率4割以上の広瀬智也、中島優月がいるのでその前に走者を出していけばおもしろくなるだそう。
・5日目第3試合 鶴岡東(山形)-日本航空石川(石川)
強打を武器とする鶴岡東に対し、本格派右腕2人を擁する日本航空石川がどう抑えるかがカギ。日本航空石川は、甲子園交流戦開催の前日に地元大会で星稜を下し優勝しているので、流れを考えると面白い試合になると予想。
・6日目第1試合 東海大相模(神奈川)-大阪桐蔭(大阪)
交流試合屈指の好カード。
大阪桐蔭は、投手陣が充実している。エース左腕の藤江星河(せいが)は140キロ超の速球にスライダーなど変化球を織り交ぜ、昨秋の公式戦での1試合平均の奪三振率は11.32を誇る。守りも堅く、公式戦11試合でのエラーはたったの一つ。1試合平均では0.09個で、出場32校で最も少ない。しかし、注目のバッター東海大相模西川僚祐がおり、長打だけではなく機動力もあるので、打撃と守備の攻防が楽しみな一戦。
まとめ
夏の甲子園、観客は家族や学校関係者のみといういつもにない甲子園。そんな中、交流戦を戦っている球児たち。新型コロナウイルスの影響で、春の選抜大会、夏の甲子園がなくなったときはきっと現実を受け止めきれなかったことともいます。
今回、もっと楽しめるようにと話題の選手、注目の試合を私なりに挙げてみましたが、出場選手みんなに注目してあげたいです。1戦しかないこの時間で今まで頑張ってきた成果を十二分に発揮できるよう応援したいと思います。
コメント